最初からまとめ。ドイツの「Sonnencreame」はレジャー用で防水機能がついているので、日常使いには刺激が強すぎる。普段の日焼け止めは「Tagescreame」のLSP(SPF)30程度の商品が良い。
ドイツで暮らし始めて、日本から持ってきた化粧品などが尽きていくなか、新しい製品を探す必要が出てきました。夏が近づくに連れ日焼け止めがいよいよ必要になってきたので、日焼け止め探しの旅に出ます。
本来、そんなに肌が丈夫な方ではないので、肌に合う商品を探すのはなかなか大変。日本でもいろんな商品をジプシー、口コミサイトを眺めながら肌に合う商品を探していました。
特に日焼け止め。夏場は必須の日焼け止めは、紫外線吸収剤フリーなどの「お肌にやさしい」系のものも試してみるものの、どうしてもニキビができてしまっていました。結局日本で落ち着いていたのはエトヴォスのUVパウダーをはたきながら、帽子や日傘で物理的に防御することだったのですが、ドイツでは似たような製品はなく、しかも日傘は一般的でないので使いにくい。やっぱり日焼け止めが必要です。
ドイツで一般的なデイクリーム(Tagescreme)
ドイツのドラックストアに行くと、基礎化粧品売り場に「Tagescreame」「Nachtcream」と書かれたクリームの瓶が並んでいます。日本では朝も夜も同じクリームを使っていたので、最初は何なのかわかりませんでした。
ドイツでは朝は「Tagescreame」、夜は「Nachtcream」と使いわけていて、違いは多分、朝用はメイク下地にもできるような軽い質感、夜用はしっかりと保湿、と言う感じかな。あとはUV機能。UV機能の表示がない商品もありますが、「Tagescreame」にはLSF10~15の表示があります。LSFとはドイツ語でSPFのことで、SPFは日本でもおなじみの日焼け防止効果の表示です。
最初に試したのはSPF15のデイクリーム
ドイツに来た頃はまだ日差しが弱い時期。とりあえず日焼けできるものを探していたので、SPF15は数値が低いなと思いながらもこちらを買って使っていました。
Florena Tagescreme Q10 & Aprikosenkernöl, 50 ml
Florenaはドイツではおなじみのブランド。お値段はプライベードブランドと同じくらいの安い価格帯なので、陳列棚の下の方に売っています。安いけれど保湿力などの性能はとっても良く、どれがよいのかちんぷんかんぷんなときにお試しするのにぴったり。
Q10などの効果は良くわからないけど、とりあえずSPFの記載があったので試してみました。Florenaのナイトクリームは使ったことがあって気に入っていたので、ニキビができることはなく、普通のクリームとして使えます。ただUVが低いところが心もとない。
次に試したのはSPF30の日焼け止め
2月ごろにドラックストアにいったら、日焼け止め専用の棚があるのを見つけました。そう、Tagescreameはあくまでクリームで、日焼け止めではないのです。
SUNDANCE Sonnencreme LSF 30, 100 ml
ドイツのおなじみドラックストアdmのオリジナルブランド。値段が1.95€と安かったので、試してみました。ドイツのコスメはオーガニックで肌にやさしそうに思えるのは私だけ?多分これはがっつりケミカルな日焼け止めで、肌にやさしくはなさそうな使い心地でした。全然使えないわけではなくて、レジャーや体に使う分には、まったく問題なさそうです。
SUNDANCE Sonnencreme sensitiv LSF 30, 100 ml
同じ商品のSensitivがあったので、次はそちらを使ってみました。通常のものとの違いは、防腐剤や香料が入っていないようで、紫外線吸収剤やシリコンの有無ではなかった。しばらくはこちらを使っていましたが、どうしてもニキビができる。しかも洗顔料だけでは落ちないことに気がつきました。商品説明を読んでみたら、防水効果があるよう。どうやら‘’日焼け止め‘’Sonnencreamは、ドイツではスポーツや海、プールで使うもので、防水効果があるのが前提のようです。
最後に試すのはSPF30のデイクリーム
「Sonnencreamには防水効果があり普段は使えない」ことがわかったので、やっぱりデイクリームに戻ることに。けれどLSF(SPF)15じゃ心配。探してみたら、LSF30のデイクリームがいくつかあるようなので、dmで買ってみました。

ベースはフェイスクリームなので、日焼け止めの圧迫感はなし。肌荒れもしません。しばらく、日差しが強くなるまではこちらを使います。