ドイツの一大イベント、クリスマスが終わり、2024年の12月27日はとても霧が濃い日でした。ドイツでは、24日の夜から26日までにかけて祝日で、全てのお店(パン屋やレストランなどの飲食関係は除いて)が閉まるので、27日は空になった冷蔵庫のためにスーパーに買い物に出かけました。

クリスマスの間もずっとお天気が悪く、霧が濃かったのですが。この日は全て見えなくなるくらいの霧です!

ちなみにドイツ語で霧はder Neben、霧っぽいはneblichと言います。

気温は四度で、それほど寒くはなく、湿度が高い方が温度は高いと、肌感覚でも感じます。

いつものスーパーLidlでは、今日から発売かと思った花火は明日の28日からの発売でした。ドイツでは、花火の販売が一年を通して禁止で、年末だけ解禁されます。年末のカウントダウンには至る所で花火が上がりますが、日本で家族で遊んだような可愛いものではなくて、打ち上げ花火やら、böllerと呼ばれる爆竹だったり、かなり本格的で危険です。実際、死亡事故!もあり、また動物にとっては騒音で怖いものでしかないので、大問題にもなっています。

特に、batterienと呼ばれる(写真の左下のトイレットペーパーの芯のようなやつ)は大きいしゴミが新年に道に放置されていて困ったものです。残念ながら花火で遊んだ後に片付ける人はいなく。路駐文化のドイツでは、車に傷がつくから大通りに住んでいる人は車を移動しておく、というのも聞きました。

日本でもお馴染み、線香花火はWunderkerzenと呼ばれ、こちらもスーパーで買えます。色付きの手持ちの花火は見たことがありません。

年末が近づくと大晦日以外にも花火を上げる人が増えて音にびっくりします。家の裏が公園なので、しばらくはうるさい夜が続きそうです。

霧がこれだけ濃いと、ロマンチックで絵になります。街の教会もいつも以上に荘厳で幻想的に見えます!